2013年1月26日土曜日

Power Mac G5をSSDで運用することに成功!(Crucial V4 128GB)

2003年に購入した私のG5。
メモリやグラボは限界までアップグレードしているので
残るはHDDだけです。

Power Mac G5 1.8GHz Dual CPUのモデルなのです。
実は過去に何度か余ったSSDを使ってSSD化できないかと試行錯誤しました。

結果は全敗:-(

CrucialやADATA、サムソンのSSDを試しましたが
どれもインストールまではいけるのですが、その後の再起動で
SSDを起動ディスクとして認識してくれません。

どうやらG5のSATA1はSATA3の最近のSSDを見失うみたいです。

そこで、海外のフォーラムで解決策が書いてあったので試してみました。

……ようはSATA3のSSDは認識しないのでSATA2の古めのSSDを使ってね
ということらしいです。

ただ、2013年の1月現在、SATA2世代の古いSSDは手に入りにくい上に
値段も高い……そんなときに見つけたのが最近発売された
SATA2のM/Bを使っているユーザーをターゲットに発売された
CrucialのV4です。

ヨドバシカメラに店頭在庫があったので128GBを購入しました。

結果を書きますと、「成功しました:-)」

この投稿も上記のV4にインストールしたOS X 10.5.8から書いています。
特に不安定なこともなく、元気に動いておりますよ。

正直、成功したときはうれしくて小躍りしてしまいました。
(だって今まで何個もSSD買って失敗したのだもの:-( )

ま、長文は苦手なので簡単に手順をば。

1、PPCのMacに余っている適当なHDDを搭載し、OSを新規にインストールしておきます。
2、買ってきたSSD(V4)を2.5インチ外付けUSBケースに入れて外付けディスクとしてPPCにマウントします。
3、フリーソフトのCCC(カーボンクローンコピー)をインストールしてOSが起動しているディスクをまるごとSSDにコピーします。
4、PPCのHDDとSSDを入れ替えてSSDで起動させます。
5、普通に起動してきますのでディスクユーティリティーでディスクのアクセス権限やらを修復しておきます。

以上です。

V4は価格もこなれていますし、最近発売したので手に入りやすく
PPC G5のSSD化に挑戦したい方には福音ともいえる製品ではないでしょうか?

体感できるほどに快適になりますよー。

一応、自己責任で試してくだされ〜:-)

ついでにG5のバックアップ用電池もヨドバシカメラで購入して交換しておきました。
(まだ売ってたことにびっくり)
ちなみにこの電池は3.6Vで特殊なんで手に入りにくい上に高いです。
日本のメーカーが発売しているカメラ用のCR2という型の3V電池でも代用できます。

最後にHDDとSSDとのベンチマークを比較したものを貼っておきます。


あ〜ほんとうに成功して良かったです。